グルテンフリーがおすすめされるワケ

Gluten free buckwheat flour

みなさんは グルテンフリー という言葉をご存知ですか?テフはグルテンが入っていない グルテンフリー 食品として知られています。グルテンにまつわるあれこれ

グルテンってなに?

グルテンは、小麦粉に含まれるグルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってできたもの。小麦粉に水を加えてこねると、この2種類のたんぱく質が結びつき、グルテンになります。

グルテンは体に悪いの?

グルテンフリーは、もともとグルテンに異常反応を起こすセリアック病患者の食事として生まれた食事療法でした。グルテンは昔から人類が摂取してきたものです。なのでアレルギーがない人にとって悪影響があるのでしょうか?
インターネットで”グルテンフリー”と検索すると様々なグルテンのデメリットが紹介されています。例えば・・・

・食欲増進作用

・血糖値上昇

・腸の炎症

・うつ病

などなど。これらを避けるためグルテンフリーダイエットをする人も増えています。
でも驚くべきことに、これらのグルテンが引き起こすとされるデメリットの科学的根拠はありません。ただ、効果がないと言えるほどの研究がされていないという実情があります。

それでもグルテンフリーが支持されるわけ

科学的根拠がないのにグルテンフリーを支持する人達がいます。そんなグルテンフリー支持者としてテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチ選手が有名です。”グルテンフリーをはじめて体の調子が良くなった”と著書で書いています。彼同様、グルテンが体質に合わず、グルテンフリーをしてよかったという人たちがいます。腸内環境の改善が、肌荒れやニキビ予防に繋がっていたり、疲労感や倦怠感が解消されたと。2013年に発表された論文『Exploring the popularity, experiences, and beliefs surrounding gluten-free diets in nonceliac athletes(https://journals.humankinetics.com/view/journals/ijsnem/25/1/article-p37.xml)』では、グルテンフリーによる健康効果に科学的根拠はないとしながらも、欧米のアスリート910人に調査を行ったところ、非セリアック病のアスリートの41%がグルテンフリーを行っており、そのうちの81%が、腹部膨満、下痢、 疲労といった、症状が改善したと答えたと報告しています。科学的根拠はないけど効果を実感している人達がいることは事実です。アスリートに限らず、グルテンフリーを実践したことで体調が良くなったという人がいるからこそ、世界中でグルテンフリーが支持されていると言えます。

※テナテフはグルテンアレルギー対応食品ではありません。

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